私はアイドルが羨ましい
私はアイドルが羨ましい。
これは別に、私がアイドルになりたかったわけでもないし、綺麗な顔に生まれてきたかった、という意味でもない。
今までの人生、なんとなく、ぼんやりと生きてきてしまったから、同年代やもっと年下の子たちがしっかりとした意志を持って、あんなキラキラした世界で生きているのを見ると心底羨ましいと思ってしまう。
大勢の前に出るのは好きではないし、周りの人に私を認めてほしい、と思っているつもりはなかったけど、心のどこかでは大勢の前でスポットライトを浴びたい、承認欲求、とかがあるのかもしれない。
こんな面倒くさい、重たい気持ちを抱いて応援しているヲタクにも、アイドルは笑顔で、まっすぐ目を見て「応援ありがとう」って言ってくれる。
あぁ、やっぱり敵わない。